## 概要 指定したサイトIDのテーブルにレコードを作成します。本メソッドにはオブジェクトを指定する方法(構文①)と、JSON文字列を指定する方法(構文②)があります。 ## 制限事項 1. 作成したレコードのIDを、items.Createの戻り値から取得することはできません。後述の使用例①で示す通りに構文①の方式でスクリプトを記述すると、作成したレコードのIDを取得することが可能です。使用例②、使用例③のように、構文②を使用する場合は作成したレコードのIDの取得ができません。 ## 構文① ``` items.Create(siteId, model) ``` ## パラメータ |パラメータ|型|必須|説明| |:----------|:----------|:---:|:---------------------------| |siteId|object|○|対象テーブルのサイトIDを指定| |model|object|○|items.NewSite,items.NewIssue,Items.Resultメソッドで取得したapiModelオブジェクトを指定| ## 戻り値 レコードを作成できたらtrue、作成できなかったらfalseを返却します。 作成したレコード内容はレコードIDを含めmodelに反映されます。 ## 構文② ``` items.Create(siteId, json) ``` ## パラメータ |パラメータ|型|必須|説明| |:----------|:----------|:---:|:---------------------------| |siteId|object|○|対象テーブルのサイトIDを指定| |json|string|○|JSON文字列を指定| ## 戻り値 レコードを作成できたらtrue、作成できなかったらfalseを返却します。 ## 使用例① 以下は構文①の使用例です。items.NewIssueメソッドでapiModelオブジェクトを生成し、サイトIDが123の期限付きテーブルにタイトルが "プリザンターの導入方法について" のレコードを作成します。 ##### JavaScript ``` // 期限付きテーブルのスクリプト let sampleApiModel = items.NewIssue(); sampleApiModel.Title = 'プリザンターの導入方法について'; items.Create(123, sampleApiModel); context.Log(sampleApiModel.IssueId); // ブラウザのコンソールに作成したレコードのIDを出力 ``` 記録テーブルにレコードを作成する場合は、以下のスクリプトを記述してください。1行目と5行目に記述する内容が期限付きテーブルと異なります。 ##### JavaScript ``` // 記録テーブルのスクリプト let sampleApiModel = items.NewResult(); sampleApiModel.Title = 'プリザンターの導入方法について'; items.Create(123, sampleApiModel); context.Log(sampleApiModel.ResultId); // ブラウザのコンソールに作成したレコードのIDを出力 ``` ## 使用例② 以下は構文②の使用例です。サイトIDが123のテーブルにTitleが "プリザンターのフィルタ機能について" のレコードを作成します。 ##### JavaScript ``` items.Create(123, '{"Title": "プリザンターのフィルタ機能について"}'); ``` ## 使用例③ 以下は構文②の使用例です。サイトIDが1のフォルダ配下にWikiのサイトを作成します。 ##### JavaScript ``` let data = { ApiVersion: 1.1, Title: "Wiki test", ReferenceType: "Wikis", ParentId: 1, InheritPermission: 1, SiteSettings: { ReferenceType: "Wikis" } } items.Create(1, JSON.stringify(data)); ``` ## 関連情報 ・[テーブルの管理：サーバスクリプト](/manual/table-management-server-script) ・[オブジェクトごとの実行タイミング](/manual/server-script-conditions) ・[itemsオブジェクト](/manual/server-script-items) ・[itemsオブジェクト：Newメソッド](/manual/server-script-items-new)