SCIM機能:プリザンターの初期設定
概要¶
SCIM機能を利用するには、プリザンター側で以下の設定が必要です。
- 「Security.json」のパラメータ「AllowIpAddresses」の設定を確認する
- プリザンターでSCIMトークンを発行する
注意事項¶
- SCIMトークンは、新規作成時に一度だけ画面表示されます。同じSCIMトークンを再表示することはできません。コピーして安全な場所に保管してください。
- SCIM トークンは、IdP から Pleasanter のユーザー・グループ情報を更新できる重要な認証情報です。セキュリティの観点から以下の遵守を推奨します。
- トークンは必要な担当者だけが扱います。
- 発行されたトークンは安全な場所に保管します。
- 不要になったトークンは削除します。
- 漏えいの可能性がある場合は、該当トークンを削除し、新しいトークンを発行します。
- 有効期限を設定すると、期限切れ時に連携が停止するため、更新忘れに注意します。
前提条件¶
- IDプロバイダの送信元IPアドレスを把握しておく必要があります。
- 「Scim.json」のパラメータ「Enabled」をtrueに設定してください。SCIM機能が有効化され、「テナントの管理」画面に「SCIMトークン」タブが表示されます。
- 「テナント管理者」または「特権ユーザ」で設定してください。
操作手順¶
1.「Security.json」のパラメータ「AllowIpAddresses」の設定を確認する¶
IPアドレスによるアクセス制御を行っている場合、「Security.json」のパラメータ「AllowIpAddresses」へ、IDプロバイダの送信元IPアドレスまたはCIDR表記を追加してください。プリザンターは、このパラメータに指定したIPアドレスからの接続のみを許可します。IDプロバイダ側の送信元IPアドレスがAllowIpAddressに追加されていない場合、403 Forbiddenとなります。
設定例¶
なお、パラメータAllowIpAddressesの値がnullまたは空の場合、IPアドレスによるアクセス制御は行われません。
2. SCIMトークンを新規作成する¶
SCIMトークンは、Microsoft Entra IDなどのIDプロバイダがプリザンターのSCIM APIに接続するための認証情報です。
SCIM機能を利用するには、プリザンターが発行するSCIMトークンをIDプロバイダへ登録する必要があります。
- 「テナント管理者」または「特権ユーザ」で「テナント管理」画面を開いてください。
- 「SCIMトークン」タブを開き、「新規作成」ボタンをクリックしてください。
- 「SCIMトークン」ダイアログが表示されます。「有効期限」を設定し、「追加」ボタンをクリックしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 有効期限 | トークンの有効期限を日時指定します。空の場合、当該トークンは無期限で使用可能となります。 |
| 無効 | オンにすると、当該トークンを使用できなくなります。 |
- 画面にSCIMトークンが一度だけ表示されます。SCIMトークンはIDプロバイダへ登録する必要があります。コピーして安全な場所に保管してください。
- SCIMトークンのコピーが済んだら、ダイアログ右上の閉じる([×])ボタンをクリックしてください。「SCIMトークン」タブに戻ります。
「SCIMトークン」タブでは、以下の情報を確認できます。SCIMトークンそのものは表示されません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | プリザンター内部のトークンID |
| トークン先頭文字 | トークンの先頭部分 |
| 作成者 | トークンを作成したユーザ |
| 無効 | トークンが無効かどうか |
| 有効期限 | トークンの有効期限 |
| 最終使用日時 | SCIM APIで最後に使用された日時 |
| 作成日時 | トークンを作成した日時 |
IDプロバイダに設定する値¶
Microsoft Entra IDなどのIDプロバイダ側では、SCIM設定に以下の情報を指定する必要があります。SCIMトークンは認証方式「Bearer」を付けずに、作成された値をそのまま設定してください。
| 項目 | 設定する値 |
|---|---|
| 接続先URL | https://{{プリザンターのURL}}/scim/v2 |
| 認証方式 | Bearer Token(OAuth 2.0) |
| Token | 新規作成したSCIMトークン |
3. SCIMトークンの有効期限を変更する¶
作成済みのSCIMトークンの有効期限を変更できます。
- 「SCIMトークン」タブのSCIMトークン一覧で、変更したいSCIMトークンをクリックしてください。
- 以下の画面が表示されるので、有効期限を変更し、「変更」ボタンをクリックしてください。
- コマンドボタンエリアの「更新」ボタンをクリックしてください。
4. SCIMトークンを無効化する¶
IDプロバイダ側の設定を維持したまま、一時的に接続を停止したい場合は、IDプロバイダとの接続に使用しているSCIMトークンを無効化してください。SCIMトークンを無効化すると、プリザンターSCIM APIの認証に失敗します。
- 「SCIMトークン」タブのSCIMトークン一覧で、変更したいSCIMトークンをクリックしてください。
- 以下の画面が表示されるので、「無効」をクリックしてオンにします。
- コマンドボタンエリアの「更新」ボタンをクリックしてください。
5. トークンを削除する¶
不要になったSCIMトークンは削除することができます。削除したトークンは使用できなくなります。
- 「SCIMトークン」タブのSCIMトークン一覧で、変更したいSCIMトークンの左端にあるチェックボックスをクリックしてオンにしてください。
- 「削除」ボタンをクリックしてください。
IDプロバイダに、プリザンターで削除済みのSCIMトークンが登録されたままの場合、SCIM連携は認証エラーになります。
6. SCIMトークンの再発行¶
SCIMトークンの再発行は、以下の流れで実施してください。古いトークンを先に削除すると、IDプロバイダの設定を差し替えるまでSCIM連携が失敗します。
- 「テナント管理」画面の「SCIMトークン」タブでSCIMトークンを新規作成してください。
- (Microsoft Entra IDなどの)IDプロバイダ側で、古いSCIMトークンを新しいSCIMトークンに差し替えてください。
- IDプロバイダ側で接続テストまたは連携確認を行ってください。
- 問題がなければ、プリザンターから古いSCIMトークンを削除してください。
対応バージョン¶
| 対応バージョン | 内容 |
|---|---|
| 1.5.8.0 以降 | 機能追加 |







