バックグラウンドサービスを複数インスタンス構成に対応させる
概要¶
プリザンターのバックグラウンドサービスを複数インスタンス構成に対応させる機能です。
たとえば、ロードバランサとデータベースとの間に、プリザンターが稼働する2台のサーバ(複数インスタンス)を設置する構成を考えます。各インスタンスでリマインダー機能を有効化すると、次のような事象が発生します。
通常設定の場合¶
各インスタンスでリマインダーが実行され、不要なメール送信が実行されてしまいます。
各インスタンスでバックグラウンドサービスを複数インスタンス構成に対応させた場合¶
1つのインスタンスでのみリマインダーが実行され、不要なメール送信は実行されません。
複数インスタンス構成に対応するバックグラウンドサービス¶
複数インスタンス構成に対応するバックグラウンドサービスは、以下の通りです。
-
本設定により、複数インスタンス環境下の1台のサーバのみで実行されるサービス
サービス名 パラメータファイル パラメータ名 バックグラウンドサーバスクリプト Script.json BackgroundServerScript リマインダー BackgroundService.json Reminder LDAP同期 BackgroundService.json SyncByLdap システムログ削除 BackgroundService.json DeleteSysLogs ごみ箱内レコード削除 BackgroundService.json DeleteTrashBox ごみ箱の内レコードに関連する未使用の権限やリンク情報を削除 BackgroundService.json DeleteUnusedRecord MCPログ削除 BackgroundService.json DeleteMcpLogs -
本設定完了後も、複数インスタンス環境下の全サーバで実行されるサービス
サービス名 パラメータファイル パラメータ名 テンポラリファイル削除 BackgroundService.json DeleteTemporaryFiles
注意事項¶
- 複数インスタンス構成での運用にあたっては、安定した動作を確保するため、セッション維持機能を有効にした構成(セッションアフィニティ / スティッキーセッション )を推奨します。
- ロードバランサ(LB)のバックエンドにプリザンターを導入したサーバが複数台ある環境を想定した説明です。
前提条件¶
- 開発環境など、TLSサーバ証明書が設定されていないSQL Serverをデータベースとして使用する場合、SaConnectionStringなどの接続情報にTrustServerCertificate=True;を追加してください。
【例】Implem.Pleasanter_Rds_SQLServer_SaConnectionStringの場合
- 複数インスタンス構成での運用にあたっては、添付ファイルのアップロード・登録に関する設定も実施してください。
設定方法¶
以下の手順を実行することで、プリザンターのバックグラウンドサービスを複数インスタンス構成に対応させます。なお、本手順の実行後には、「QRTZ_」で始まるテーブルが11個作成されます。
パラメータの設定は、複数インスタンス構成下の全てAPサーバで実施してください。
- 設定ファイルQuartz.jsonのパラメータ「Enabled」の値をtrueに設定してください。
- CodeDefinerを実行してください。
対応バージョン¶
| 対応バージョン | 説明 |
|---|---|
| バージョン1.4.22.0 | 機能追加 |


