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インストーラでプリザンターをAzure App Serviceにサーバレス構成でインストールする

概要

本手順はインストーラを使用してプリザンターの動作環境を構築する手順です。モジュールの配置やパラメータ設定を手動で行う今までの手順でもインストール可能です。手動インストールの手順は以下を参照ください。
プリザンターをAzure App Serviceにサーバレス構成でインストールする

対象 環境・バージョン
Web Microsoft Azure App Service
DB Microsoft Azure SQL Database
ランタイムスタック .NET 10
Pleasanter 1.5.0.0以降

制限事項

インストーラを使用したインストールはVer1.5.0.0以降が対象です。Ver1.4.23.3以前をインストールする際は手動インストールの手順を参照ください。
プリザンターをAzure App Serviceにサーバレス構成でインストールする

前提条件

  1. Azure Portal へのログインが可能であること
  2. Microsoft Azure App Service(Windows/.NET 10)が 1 インスタンス準備できている
  3. Microsoft Azure SQL Database が 1 インスタンス準備できている
  4. Microsoft Azure SQL Database の接続文字列が準備できている
  5. Microsoft Azure SQL Database のファイアウォール設定で App Service 及び PC からの接続が許可されている

手順

構築手順は以下の通りです。

  1. .NETの設定
  2. インストーラのインストール
  3. プリザンターのセットアップ
  4. プリザンターの起動確認

1. .NET の設定

  1. Azure Portalに接続します。
  2. App Service を開きます。
    Azure Portal で App Service を開いたところ
  3. 作成済みの App Service インスタンスを選択します。
  4. 「構成」メニューの「全般設定」を開き、下図の通り設定します。
    App Service の「構成」の「全般設定」の画面
    App Service の「全般設定」の画面。設定項目の続き

    番号 項目 設定内容
    1 構成 (プレビュー) クリックして選択します
    2 全般設定 クリックして選択します
    3 プラットフォーム 64bit
    4 FTPの状態 無効
    5 Always On オン(※常時接続と表示されることがあります)
    6 スタック設定 クリックして選択します
    7 スタック .NET
    8 .NETのバージョン .NET 10 (LTS)

2. インストーラのインストール

  1. App Service にてインスタンスを停止します。
  2. Kudu にアクセスします。
  3. App Service の左側のメニューの"開発ツール"から「高度なツール」をクリック
    App Service の左メニューの「開発ツール」。「高度なツール」がある
  4. 移動のリンクをクリック
    高度なツール(Kudu)の画面。「移動」のリンクがある
  5. Kudu のヘッダメニューから「Debug console」>「CMD」をクリック
    Kudu のヘッダメニュー。「Debug console」から「CMD」を選ぶところ
  6. インストーラをインストールします。(ご利用ユーザによってはD:\homeの場合もあります。その場合は適宜読み替えてください。)
    1. こちら からImplem.PleasanterSetupのNuget Galleryを開き、「Download package」より.nupkgファイルをダウンロードします。
      Implem.PleasanterSetup の NuGet ギャラリーのページ。「Download package」がある
    2. 下記コマンドを実行してインストーラをインストールする任意のフォルダを作成します。
      ※本手順では C:\home\dotnet-toolsを作成する場合として説明します。
      mkdir C:\home\dotnet-tools
      
    3. 2.4.1でダウンロードした.nupkgファイルをC:\home\dotnet-toolsに配置します。
    4. 下記コマンドを実行してインストーラをインストールします。
      dotnet tool install Implem.PleasanterSetup --tool-path C:\home\dotnet-tools --add-source C:\home\dotnet-tools
      
    5. パスを設定します。
      set PATH=%PATH%;C:\home\dotnet-tools
      

3. プリザンターのセットアップ

※インストーラを使用することで、最新バージョン資源を自動でダウンロードし、入力した値を元にService.json、Rds.jsonの値を自動設定します。

  1. 以下コマンドを実行して、インストーラを実行します。
pleasanter-setup
  1. プリザンターをインストールするディレクトリを入力します。
    「C:\home\site\wwwroot」 にインストールする場合は空白で Enter キーを押下してください。
    インストーラがプリザンターのインストール先ディレクトリを尋ねている画面

  2. CodeDefinerをインストールするディレクトリを入力します。
    「C:\home\site\CodeDefiner」 にインストールする場合は空白で Enter キーを押下してください。
    インストーラが CodeDefiner のインストール先ディレクトリを尋ねている画面

  3. サービス名を入力します。
    Azure で作成したデータベース名を入力してください。
    「Implem.Pleasanter」の場合は空白で Enter キーを押下してください。
    インストーラがサービス名を尋ねている画面

  4. 接続文字列を入力します。
    Microsoft Azure SQL Database の接続文字列を全文入力してください。
    インストーラが接続文字列を尋ねている画面

  5. デフォルト言語を入力します。
    対応する言語の番号を入力してください。
    インストーラがデフォルト言語の番号を尋ねている画面

  6. デフォルトのタイムゾーンを入力します。
    対応する言語の番号を入力してください。
    インストーラがデフォルトのタイムゾーンの番号を尋ねている画面

  7. サマリ画面が表示されます。
    入力した値に間違いがない場合は、「Shall I install Pleasanter with this content? Please enter ‘y(yes)' or 'n(no)’. : 」 の後に y を入力しEnterキーで実行してください。
    ※パスワードはマスクされています。
    入力値を一覧にしたインストーラのサマリ画面。インストールするかを確認している

  8. 実行後下記のようなログが流れます。

    Shall I install Pleasanter with this content? Please enter ‘y(yes)' or 'n(no)’. : 
    y
    Download Pleasanter
    Downloaded Pleasanter_1.5.0.0.zip to C:\home\site\Pleasanter_1.5.0.0.zip
    Start setting parameters
    Finish setting parameters
    <INFO> Starter.Main: Implem.CodeDefiner 1.5.0.0
    <INFO> Configurator.OutputLicenseInfo: 
    ServerName:
    Database:
    Deadline: 1/1/0001
    Licensee: 
    Users: 0
    <INFO> Configurator.OutputLicenseInfo: This edition is "Community Edition".
    Type "y" (yes) if the license is correct, otherwise type "n" (no).
    

  9. 「Type "y" (yes) if the license is correct, otherwise type "n" (no).」 と表示されたら y を入力して実行してください。

    <SUCCESS> Starter.ConfigureDatabase: Database configuration has been completed.
    <SUCCESS> Starter.Main: All of the processes have been completed.
    Setup is complete.
    

  10. セットアップが終了すると、Webブラウザが起動してEnterprise Editionトライアルの案内ページが表示されます。

セットアップ完了後に Web ブラウザで表示される Enterprise Edition トライアルの案内ページ

4. プリザンターの起動確認

  1. App Serviceにてインスタンスを起動します。

  2. ブラウザでプリザンターのログイン画面を開き、「ログインID: Administrator」、「初期パスワード: pleasanter」を入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。
    プリザンターのログイン画面。ログインIDと初期パスワードを入力する

  3. ログイン後に「Administrator」ユーザーのパスワード変更を求められるので、任意のパスワードを入力し、「変更」ボタンをクリックします。
    初回ログイン後に表示される、Administrator のパスワード変更画面