マルチテナント管理機能
概要¶
テナント¶
マルチテナント管理機能は、1つのプリザンター環境で複数の「テナント」(ユーザ、グループ、組織、サイトなどすべてを含む入れ物)を利用可能にする機能です。
シングルテナントとマルチテナント¶
通常のプリザンターはシングルテナントです。1つのプリザンターで1つのテナントを利用できます。マルチテナント管理機能を使うと、1つのプリザンターで複数のテナントを作成・利用できるようになります。
マルチテナントのメリット¶
マルチテナントは、特に大規模運用環境において、大きなメリットがあります。
部門毎にアクセスできるサイトを分けたい¶
下図のように、全社で1台のプリザンターをシングルテナント構成で運用している場合、部門毎にアクセスできるサイトを分けるためには、テーブル毎に細かなアクセス制御を設定する必要があります。
一方、マルチテナントであれば、特別な設定を行わなくても、同一テナント内は自由にアクセスでき、他のテナントに対してはアクセス不可となります。
部門別・拠点別の管理を合理化したい¶
下図のように、事業部毎に1台のプリザンターをシングルテナント構成で運用している場合、部門毎の独立性は担保されていますが、事業部の人員や、契約プラン、契約期間は一般的に異なります。また、プリザンターの管理を所管する部門や人員数も事業部毎に異なります。このような場合、以下のような課題が発現します。
- ライセンス管理の煩雑化
- メンテナンス業務の重複、人員の冗長化
- 事業部門・拠点の新設・統廃合への備えが困難
マルチテナントの導入により、このような課題を解消できます。
- ライセンス管理の一元化、ライセンスコストの低減
- メンテナンス業務の集約化、人員の圧縮
- 事業部門・拠点の新設・統廃合に対して柔軟に対応
マルチテナント機能の利用¶
マルチテナント管理機能は、以下の各APIを通して利用できます。
| API | URL | 説明 |
|---|---|---|
| 「API:テナント操作:テナント作成」 | /api/tenants/Create | テナントと初期管理者ユーザを作成します |
| 「API:テナント操作:テナント一覧取得」 | /api/tenants/Get | テナントの一覧を取得します |
| 「API:テナント操作:テナント停止」 | /api/tenants/{テナントID}/Suspend | テナントを停止し、ログイン不可の状態にします |
| 「API:テナント操作:テナント再開」 | /api/tenants/{テナントID}/Resume | 停止中のテナントを再開します |
| 「API:テナント操作:テナント削除」 | /api/tenants/{テナントID}/Delete | テナントの削除を申請します |
前提条件¶
- テナント操作APIは「特権ユーザ」のみ実行できます。
- APIの操作を行う前にAPIキーの作成を実施してください。APIキーは「特権ユーザ」で作成してください。
- MultiTenant.jsonのパラメータ「DefaultTenantId」の値を正しく設定しないと、誰もログインできなくなる可能性があります。
- 年間サポートサービスの下記プラン契約者限定の機能です。
| エントリー | ベーシック | ベーシックプラス | ビジネス | ビジネスプラス | アンリミテッド |
|---|---|---|---|---|---|
| 〇 |
保護テナント¶
MultiTenant.jsonのパラメータ「DefaultTenantId」(既定値:1)で指定したテナントは保護テナントとなり、停止、再開、削除の対象テナントとして指定できません。
エラー時の確認事項¶
・API使用時の注意点やエラーが発生する場合の確認事項
・FAQ:変更後の設定ファイルやAPIリクエスト(JSON形式)が正しく認識されない場合の確認事項
対応バージョン¶
| 対応バージョン | 内容 |
|---|---|
| 1.5.7.0 以降 | 機能追加 |




