DX時代にプリザンターがローコード開発プラットフォームとして選ばれる5つのポイント


業種を問わず、現代の企業にとっての重要テーマである「DX(Digital Transformation)」の推進に取り組もうとする意識が一段と高まってきました。感染症の流行によって、「対面」や「イベント」方式の業務オペレーションや営業活動に制限がかかっていることから、ビジネスモデルを変革すると同時に、社内業務も一気にデジタル化して、「DX」の推進に本腰を入れようとする傾向が増えていることも追い風の一つです。
こうした動きに伴って、ビジネスモデルの変化のスピードに対応するため、企業内の業務システムにも、急速な変革とシステムの敏速なアップデートやリリースが、今まで以上に求められるようになりました。こうした取り組みを支え、ソフトウェアの開発スピードを劇的に上げる「ローコード開発」が様々な場面で広く注目を浴びています。
ここでは、ローコード開発ツールとして注目を浴びつつあるプリザンターと、その理由について整理してみました。

DXとは


「DX」とはどんな概念でしょうか。「DX」は2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したとされており、 「企業がテクノロジーを利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」ことを意味しています。
経済産業省はこのDX推進に力を入れていくことを方針に定めており、「DX推進ガイドライン Ver.1.0(平成30年12月)」では、「(DXは)企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義しています。

期待を集めるローコード開発


こうした「DX」推進の時代を背景に、企業のデジタル化を進めるための担い手の一つとして「ローコード開発」が期待を集めています。「ローコード開発」とは、できる限りコードを書かないで、素早くアプリケーションを開発する手法のことで、これまで国内では「高速開発」などと呼ばれていました。「ローコード開発」はITの世界では急速にトレンドワードになりつつあり、プリザンターのようなローコードプラットフォームが広く注目を集めています。
最近ではさらにこれを進め「ロー」ではなく全くコードを書く必要のない「ノーコード開発」と言われる領域も出てきていますが、カスタマイズの自由度を求める場合には、基本機能パッケージの性格が強いノーコードよりも、必要に応じてコードを書き加えることもできる「ローコード開発」が選ばれることが多くなっています。

ローコード開発への期待が高まる背景


ローコード開発への期待が高まる背景として、主に次の4つのポイントが考えられます。

(1)業種を問わずあらゆる企業でデジタルトランスフォーメーション(DX)の実行が要求されていること。

(2)変化の激しいビジネスシーンに対応するため従来以上に高速なアプリケーション開発が求められていること。

(3)グローバルに進行するこうしたトレンドにキャッチアップするためにアプリケーション開発の手法自体に変革が求められていること。

(4)コロナ禍の時代における働き方の改革が進展。在宅勤務、リモート勤務、クラウドの利用といった新しい働き方に親和性のあるシステムの急速な導入が求められていること。

「DX」への変革の時代を背景にして、IT企業だけではなくあらゆる業種の企業で、デジタル化を背景に急速な事業体制の再構築とビジネスモデルの変革が求められるようになりました。同時に業務ソフトウェアにも劇的な工数短縮と敏速なリリースが求められています。
「ローコード開発」はアプリケーション開発を、エンジニアからコーディング技術を持たない非エンジニアのスタッフに開放し、従来の開発工程を根本的に変革する可能性に満ちています。
そして多くの「ローコード開発」ツールの中から、「プリザンター」を選択する企業が次第に多くなっています。次節では、その理由について考えてみたいと思います。

ローコード開発にプリザンターが選ばれる5つのポイント


様々なローコード開発のツールの中で、なぜプリザンターが選ばれることが多くなっているのか、その理由についてまとめてみました。

①「導入・開発・教育のコスト削減」


まず導入のコストが低いことが挙げられます。OSS(オープンソースソフトウェア)版をダウンロードして使えば、ユーザーライセンスは不要で全機能を無償利用することが可能であり、基本的な必要環境も全てOSSで構築することが可能です。従って最小限の費用で部門単位で試験的に始める際には、非常にハードルが低くなっています。開発工数についても、フルスクラッチに比べて1/3から1/5で収まるので、スモールスタートして大きくスケールさせるには最適です。
プリザンターは操作がExcelに近く、導入時のハードルが低いことも特徴です。例えば、「顧客管理」や「勤怠管理」、「プロジェクト管理」などの様々な業務で、それぞれ別のビジネスアプリケーションを導入する場合には、アプリケーションごとに操作方法や用語を覚える必要があり、その教育にかける期間やコストが大きくなってしまいます。その点、プリザンターは各業務アプリで入力され蓄積されたデータを横断的に活用できる統合ビジネスアプリケーションとして、統一した操作方法で利用できますので、教育にかけるコストや時間を大幅に節減することができます。
もちろんその後の運用段階や継続的なカスタマイズに際してもコストを小さく納めることができます。

②「クラウドはもちろんオンプレミスでも使える強み」


クラウド版はスピーディな導入が可能で、今日のテレワーク需要に敏速に対応できることや、ASPサービス利用も可能であることなど多様性と自由度の高さが評価されていますが、これにも増して力を発揮するのはオンプレ利用が可能な点です。社内環境にダウンロードして利用することにより、高度な企業機密の保持が求められるケースや、クローズドな企業内ネットワークでの限定利用のケースに対応できるため、病院、銀行、自治体などセキュリティに万全を期したい条件での利用が増えています。
さらに、「これまでオンプレミスで利用してきたシステムのサポートが提供終了になってしまい、クローズドな環境で使える代替システムがなかなか見つからない。。。」と言う場合の乗り換え先を考える場合、オンプレミスで使える適切なシステムを探すのはなかなか難しいものです。こうした移転先の候補としてもプリザンターが選ばれることが多くなっています。

③「企業戦略に合わせてシステムのカスタマイズが内製可能」


プリザンターは、「ローコード開発」の強みでエンジニア不在の企業や営業部門であっても、外部開発会社(SIer)などにコーディングを依頼すること無しに、業務アプリ開発やその後のカスタマイズに内製で対応できる柔軟性があります。
想定される業務に関して、豊富なテンプレートを備えていますので、それをベースにして項目をカスタマイズするだけで、自社のビジネスに最適な業務アプリを作成することができます。
「入力項目」や「表示項目」などのカスタマイズはプログラミング不要で実行でき、主なカスタマイズはGUI操作のみで可能になっています。パッケージの業務アプリケーションでは小さな変更でもシステムの改修費が発生してしまいますが、プリザンターでは内製で改修を重ねていくことが可能ですので改修コストを気にせずカスタマイズに取り組めます。
また、適切な業務パッケージが見つかりにくい専門性の高い業務システムに対しても、少ない工数で柔軟に構築できるので、無駄な導入コストや人材リソースを抑えることができます。
導入時は小さく動かし、その後スケールアップを図れば、企業の成長や業務内容の変化に対して最小限の稼働とコストで敏速に対応することが可能になります。まさに企業DX化の中心として活用できる可能性に満ちていると言えるでしょう。

④「他システムとの連動、あらゆる要件に対応する強力な拡張機能」


プリザンターでは、基本的機能の導入はローコード開発で可能ですが、運用開始後に業務内容やフローが変化することがあります。あるいは企業が「DX」を加速する上で大きく事業戦略が変化し、システムの見直しを迫られる場合があります。プリザンターは、高度なカスタマイズが必要になった時には、拡張SQLやサーバスクリプトなどの利用により対応できる柔軟な拡張性を備えています。
これにより高度な機能付与やスケールアップが可能になっており、基幹システムや周辺システムとの連携には、豊富なAPI機能で柔軟に対応することができます。基幹システムのデータをプリザンターに取り込んで、別項目を追加して活用するといった拡張を行う場合にも、外注せずに内製で十分に対応できることが魅力です。

⑤「安心のサポート体制」


一般的に「オープンソースはサポートに不安があるのでは?」と思われる場合がありますが、プリザンターは開発元であるインプリム社とそのパートナーによってしっかりとしたサポート体制が用意されているので安心です。
プリザンターの開発を手掛けるインプリムが提供するエンタープライズ向け年間サポートサービスを契約すると、「プリザンター」を利用するメリットを最大限に生かせるよう支援が受けられます。
使用できる項目数を最大900個まで拡張できる「Enterprise Edition」が利用できる他、「AGPLの影響を受けない商用ライセンス」での利用が可能です。
年間サポートサービスは、いざという時のトラブルにも対処。業務システムとして安心して運用することができます。1ヶ月当たりに換算すると¥15,000~¥100,000という低コストでサポートが受けられることも大きな魅力です。
年間サポートサービス / Enterprise Editionのご説明

企業DXを推進するプリザンター


これまで見てきたように、企業「DX」の成否が、企業戦略の中で大きなウェイトを占めるようになってきた時代において、「ローコード開発」は将来の事業展開の中で中心的な役割を担うようになってきています。「ローコード開発」は、業務アプリケーション開発の担い手であるエンジニアと、非エンジニアが中心の部門とを連携させて内製化することができます。これにより、業務システムを日常利用している現場の担当者の意見やニーズをダイレクトに反映させ、スピーディな開発を推進していくことが可能です。

こうして「ローコード開発」ツールの中でも、プリザンターは、OSSであるメリットを十分に生かした低コストでスモールスタートできる導入ハードルの低さ、充実したサポート体制、高い拡張性と、スケールアップ後には他の基幹システムとの連携やカスタマイズの容易さ等が注目されています。そのため、企業DX推進の重要テーマとなる「ビジネスモデルの急速な変化への柔軟かつスピーディな対応」を可能にするシステムとして採用されることが多くなっています。