テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:自動採番
## 概要
自動採番機能は文字列を扱える項目(タイトル、内容、分類、説明)で使用することができます。各項目の詳細設定の「自動採番」タブにあるフォーマット欄に採番のフォーマットを記述することで有効化されます。
## 対応バージョン
1. プリザンター 1.3.1.0 以降
1. プリザンター .NET Framweork版 0.51.1.0 以降
![image](https://pleasanter.org/binaries/6f0f03391a744f3b8613643964484e94)
### 詳細項目
|項目名|説明|設定例|
|:---|:---|:---|
|書式|自動採番の書式を指定|[yyyyMMdd]-[分類A]-[NNNN]|
|リセット種別|自動採番のカウントをゼロに戻す種別を指定|年、月、日、文字列から選択|
|既定値|自動採番を開始する値を指定|1|
|ステップ|自動採番の間隔を指定|1|
リセット種別で文字列を選択した場合、連番部分以外の文字列が変更された場合に連番が切り替わります。
以下の書式例の場合、yyyyMM[支店]の部分が一つの文字列としてグルーピングされます。
書式:yyyyMM[支店]-[NNN]
|登録順|連番|説明|
|:-:|:-|:-|
|1|202203東京支店-001|202203東京支店、という文字列でグルーピングし1からカウント|
|2|202203東京支店-002|同じ文字列なのでカウントアップ|
|3|202203横浜支店-001|横浜支店に変わったので1からカウント|
|4|202203東京支店-003|東京支店に戻ったので3からカウント|
|5|202204東京支店-001|月が変わったので1からカウント|
## 使用例
書式については以下のようなフォーマットで指定を行います。
### 書式に設定するフォーマット
|設定値|説明|
|:---|:---|
|[NNNN]|固定長でNの桁数分(この場合は4桁)の連番を自動採番します。桁あふれの場合にはオーバーフローと表示されます。|
|[n]|可変長で連番を自動採番します。|
|[分類A]|項目名を記載すると、項目に入力されている値の表示名が設定されます。|
|上記以外の[]で囲んだ部分|現在時刻の日付フォーマットで出力されます。C#の日付型のToString関数で使用できるフォーマット式に対応しています。|
|[]で囲わない部分|ハイフンなど自由に文字を記述できます。|
#### 書式の記述例
以下の「支店」「部門」は分類項目です。
|書式|採番結果|
|:---|:---|
|[yyyyMMdd]-[支店]-[n]|20220311-横浜支店-1|
|[yyyyMM]-[支店]-[部門]-[NNN]|202203-横浜支店-営業部-001|
|[yy]-[支店]-[部門]-[nnnn]|22-大宮支店-総務部-0001|
|横営) [yyMM]-[NNNN]|横営) 2203-0001|
### タイトル項目で分類A単位の自動採番を設定する場合
1. 分類Aを有効化し、選択肢一覧に「A」「B」を設定します。
1. タイトル項目の入力必須のチェックをオフにします。
1. タイトル項目の読取専用のチェックをオンにします。
1. タイトル項目の自動採番を以下の画面イメージのとおり設定します。
![image](https://pleasanter.org/binaries/9f90e66751654bdfb435cad5f7deeeb4)
分類Aで「A」を選択してレコードを作成します。自動採番を設定したタイトル項目で「A」としての1回目の採番が行われます。
![image](https://pleasanter.org/binaries/4171a5063c8e4e5b8be69f3a51c91707)
分類Aで「A」を選択してレコードを作成します。自動採番を設定したタイトル項目で「A」としての2回目の採番が行われます。
![image](https://pleasanter.org/binaries/fb9151f671014baa9f1077d6dbee46e0)
分類Aで「B」を選択してレコードを作成します。自動採番を設定したタイトル項目で「B」としての1回目の採番が行われます。
![image](https://pleasanter.org/binaries/f06bbc0af67140e797c6e064a27b9e3f)