FAQ:SAML認証設定でAuthentication.json に設定するSAMLレスポンスの属性名を確認したい
## 回答
Webブラウザの開発者ツールを使用します。
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## 概要
[SAML](/ja/manual/saml)認証設定で Authentication.json の SamlParamters.Attributes に指定するSAMLレスポンスの属性名を確認する方法を以下に記載します。
(以下はWebブラウザにGoogle Chromeを利用した場合の手順です。別のWebブラウザをご利用の場合は適宜読み替えて実施してください。)
1. 下記マニュアルの手順に従い、SAML認証機能追加の設定を行います(その際、Authentication.json の SamlParamters.Attributes の設定はスキップして構いません)。
2. プリザンターのログイン画面を表示後、 「F12」キーで開発者ツールを開きます。
3. 「SSOログイン」ボタンでSAML認証を開始し、IDプロバイダからプリザンターの画面に戻ったところで以下を実施します。
- 開発者ツールで「Network」タブを選択
- 左側の「Name」で「ASC」を選択
- 中央の「Headers」タブを選択、表示される内容をスクロールしてForm Dataを探す
- SAML Response の内容をコピー
![image](https://pleasanter.org/binaries/690beafc65b8494a9f16158487734a80)
4. コピーした内容を以下のスクリプトの $base64SamlResponse に設定します。
SAML Response (Base64)をデコードし、xmlファイルとして保存する PowerShell スクリプト
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```
$base64SamlResponse = "ここにSAMLResponseを貼り付け"
$outputFile = ".\samlResponse.xml"
$xml = [xml]([System.Text.Encoding]::UTF8.GetString([System.Convert]::FromBase64String($base64SamlResponse)));
$xmlwriter= New-Object System.Xml.XmlTextWriter($outputFile, [System.Text.Encoding]::UTF8);
$xmlwriter.Formatting = [System.Xml.Formatting]::Indented;
$xml.Save($xmlwriter);
$xmlwriter.Close();
```
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5. 上記スクリプトをテキストエディタ等に貼り付け、拡張子"*.ps1"で保存します。
6. 保存したスクリプトファイルを右クリックし、「PowerShell で実行」で実行すると、スクリプトファイル(.ps1)と同じフォルダにsamlResponse.xml が出力されます。
7. 出力されたxmlファイルを開き、<AttributeStatement>で定義されている属性を確認してください。
## 関連情報
<div id="ManualList"><ul><li><a href="/ja/manual/saml">プリザンターでSAML認証を利用する</a><span>2024/06/17 up</span></li></ul></article></div><input id="SearchTextHidden" type="hidden" value="" />