FAQ:SQL Server Expressの制約について教えてください。
## 回答
SQL Server Expressは無料で使用できるSQL Serverのエディションです。プリザンター使用において機能面での制約はありませんが、利用可能なリソース上限などの制限があります。
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## 概要
SQL Server Expressには以下の制約があります。特にデータベースの使用量が10GBを超えるとデータの書き込みでエラーが発生する他、ログイン画面が表示できなくなる恐れがあります。またメモリ、CPUの上限によりサーバが高スペックであっても期待したパフォーマンスが発揮できない恐れがあります。
### リソース
SQL Server Expressを導入するサーバが高スペックであっても、以下の制限を超えたリソースを使う事ができません。
|リソース|制限値|
|---|---|
|データベース容量|10GB|
|メモリ容量|1410MB|
|CPU|1物理CPUまたは4コアの小さいほう|
### メンテナンスプラン
SQL Server Expressではメンテナンスプランが使用できないため、メンテナンスプランを利用した「データベースの定期バックアップ」ができません。SQL Server Expressを使用した場合で定期バックアップを行う際は以下ページを参照ください。
[プリザンターのデータベース(SQL Server)をバックアップする](backup-sql-server)
### 詳細情報
その他詳細については以下のMicrosoft公式ページを参照ください。
[SQL Server 2022 のエディションとサポートされている機能 \- SQL Server \| Microsoft Learn](https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/editions-and-components-of-sql-server-2022?view=sql-server-ver16&preserve-view=true)
[SQL Server 2019 の各エディションとサポートされている機能 \- SQL Server \| Microsoft Learn](https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/editions-and-components-of-sql-server-2019?view=sql-server-ver15&preserve-view=true)
[エディションとサポートされる機能 \- SQL Server 2017 \| Microsoft Learn](https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/editions-and-components-of-sql-server-2017?view=sql-server-2017&preserve-view=true)