ユーザマニュアル




2024/03/12

MANUAL

グループ管理機能:インポート/エクスポート

## 概要 「グループ管理」画面のグループ情報をCSVファイルとして入出力するための機能です。現在のグループの初期登録を一括で行ったり、グループ情報を一括で取得することができます。CSVファイルの文字コードにはShift-JISまたはUTF-8が使用できます。CSVファイルの内容については下記「CSVファイル項目名」節を参照ください。 ## インポート ### 制限事項 1. 通常テーブルのインポートと同じく、ヘッダレコードが必要となります。 1. グループの削除はできません。 1. グループメンバーを個別に削除することはできません。下記手順にある「メンバーを削除してからインポートする」をチェックしてインポートを実行すると、CSVファイル内のグループIDと一致するグループのメンバーがすべて削除されてからインポートが行われます。 1. グループにメンバーを複数追加する場合、「メンバー種別」「メンバーキー」「メンバー名」「メンバーは管理者」以外の項目は同じ値を設定してください。 1. 新規グループにメンバーを複数追加する場合、「グループ名」が同一であれば同じグループのメンバーとなります。 1. 新規にグループを追加するとインポートを実行したユーザがメンバーに追加されます。 #### [Security.json](/ja/manual/security-json)によるアクセス制限について [Security.json](/ja/manual/security-json)には、「AllowIpAddresses」と「IpRestrictionExcludeMembers」を併せて設定することにより、グループ単位でプリザンターへアクセスを許可する機能があります。該当機能を使用してグループ単位のアクセス許可を行っている場合、グループの無効化によって、所属ユーザがプリザンターへアクセスできなくなることに注意してください。テナント管理者等の重要な管理権限をもつユーザがプリザンターへアクセスできなくなった場合、使用機器のIPアドレス変更または[Security.json](/ja/manual/security-json)の再設定等の作業が必要になる可能性があります。 ※[Security.json](/ja/manual/security-json)の「AllowIpAddresses」でIPアドレスによるアクセス制限を行っていない場合、上記制限事項への考慮は必要ありません。 ### 事前準備 事前に文字コードを確認してください。 インポートするCSVのテーブルの項目とヘッダの名前が完全に一致しない場合、その項目は無視されてしまいますので、CSVの1レコード目にはヘッダ(各項目の名前)をつけてください。項目名については下記「CSVファイル項目名」を参照ください。 ### インポートできる項目 新規作成時または更新時にCSVでインポートできる項目は下記のとおりです。×が記された項目はCSVに記載されていても無視されます。 |項目|新規作成|更新| |:----|:----|:----| |グループID|× ※1|× ※2| |グループ名|〇|〇| |説明|〇|〇| |コメント|〇|〇| |無効 ※3|〇|〇| |作成者|×|×| |更新者|×|×| |更新日時|×|×| |メンバー種別|〇|〇| |メンバーキー|〇|〇| |メンバー名|×|×| |メンバーは管理者|〇|〇| ※1 該当のIDが無い場合には新規作成となり、新規作成時は無視されます。 ※2 更新時はインポートのキーとして扱われます。 ※3 制限事項の「[Security.json](/ja/manual/security-json)によるアクセス制限について」を確認してください。 ### 手順 1. 「グループ管理」画面にて画面下の[インポート](/ja/manual/table-record-import)ボタンをクリックしてください。 1. CSVファイル項目の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、インポートするCSVファイルを選択してください。 1. インポートするCSVファイルの文字コードを選択してください。 1. チェックボックス「メンバーを削除してからインポートする」をチェックすると、CSVファイルのグループIDに一致するグループのメンバーはすべて削除されてからインポートが行われます。 1. [インポート](/ja/manual/table-record-import)ボタンをクリックしてください。 画面下に「グループ〇〇件追加、〇〇件更新しました。グループメンバー〇〇件追加、〇〇件更新しました。」とメッセージが表示されたら完了です。 グループメンバーの更新件数は、CSVファイルに「メンバーは管理者」列がある場合にカウントされます。 ## エクスポート ### 制限事項 - 「グループ管理」画面のエクスポートについては、テーブルの一覧のエクスポートとは違い、チェックボックスの有/無にかかわらず全件データが対象となります。 - グループにメンバーが含まれない場合、「メンバー種別」「メンバーキー」「メンバー名」「メンバーは管理者」の各項目は空文字列となります。 - グループにメンバーが複数含まれる場合、そのグループに対しては「メンバー種別」「メンバーキー」「メンバー名」「メンバーは管理者」以外の各項目は重複した値でエクスポートされます。 ### 手順 1. 「グループ管理」にて画面下の[エクスポート](/ja/manual/table-record-export)ボタンをクリックしてください。 1. エクスポートダイアログが表示されます。書式、文字コードを選択してください。(書式は"標準"のみ選択可能です。文字コードはShift-JISまたはUTF-8が選択できます。) 1. ファイルがダウンロードされます。 エクスポートされる項目については、下記「CSVファイル項目名」を参照ください。 ### CSVファイル項目名 |項目名(エクスポートされる列名)|説明| |:----|:----| |グループID|グループID。一意の番号が自動採番。| |グループ名|グループの名称。| |説明|補足説明を記入する欄。| |コメント|グループのコメント欄の内容。| |無効|グループが無効に設定されている場合"1"。| |作成者|グループの作成者。| |更新者|グループの更新者。| |更新日時|グループの更新日時。| |メンバー種別|メンバーの種別。"User"まはた"Dept"。| |メンバーキー|メンバーの識別子。メンバー種別"User"の場合はログインID、"Dept"の場合は組織コード。| |メンバー名|グループメンバーの名称。ユーザ名、または組織名。| |メンバーは管理者|メンバーがグループ管理者かどうか。"True"はたは"False"。|
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