サイトパッケージ機能:サイトパッケージ
## 概要
サイトパッケージ機能は、プリザンター内で利用されるサイトの構成をエクスポートおよびインポートし、他の環境やプロジェクトで再利用するための機能です。この機能を活用することで、特定の業務アプリに必要なフォルダやテーブル、リンク構造、サマリやルックアップなどをあらかじめ設定した状態で保存し、他のプロジェクトや業務で迅速に導入できます。
サイトパッケージ機能では、複数のテーブルやフォルダを含むサイト全体を一括でエクスポートしてJSON形式のファイルとして保存できます。このJSONファイルをインポートすることで、同じ構成のサイトやテーブルを別のプロジェクトにすぐに再構築することが可能です。
スクリプトで特定のサイトIDやレコードIDを指定している場合、インポートしたサイトのIDが変わるため正しく動作しなくなる可能性があります。ver.1.4.9.0以降では、自動でIDを置換可能なので下記の関連情報よりFAQを参照してください。
## 主な特徴
1. フォルダやテーブル、リンク構造を含むサイト全体の構成を一括でエクスポートし、別のプロジェクトに再利用できます。
1. サマリ、ルックアップ、リンクなど複数のテーブルにまたがる設定もエクスポート可能なため、手間をかけずに同じ業務プロセスを新たなプロジェクトで利用できます。
1. テンプレートとして保存したパッケージを他の環境にインポートすることで、異なる業務プロセスやプロジェクトにも容易に適用できます。
## 制限事項
1. 添付ファイルおよび画像はインポート出来ません。
1. 異なるプリザンターからエクスポートしたサイトパッケージをインポートする場合、レコードに格納された組織、グループ、ユーザの情報は、インポート先のIDに変換されません。
## 前提条件
サイトパッケージ機能を利用するには、「サイトの管理権限」が必要です。
## 関連情報
[サイトパッケージ機能:サイトパッケージのエクスポート](/ja/manual/site-package-export)
[サイトパッケージ機能:サイトパッケージのインポート](/ja/manual/site-package-import)
[FAQ:リンクされた複数のサイトをリンク関係を保ったまま複製したい](/ja/manual/faq-duplicate-linked-site)