テーブル機能:インポート時のキー項目指定
## 概要
キー項目を指定することで、テーブル内の既にあるレコードとCSVファイル内のレコード行とを対応させてインポートすることができます。
## 前提条件
事前にテーブルの管理で[インポートのキー](/ja/manual/table-management-import-key)を指定する必要があります。
## 制限事項
1. [説明項目](/ja/manual/table-management-description)、[タイトル項目](/ja/manual/table-management-title)、[内容項目](/ja/manual/table-management-body)、[分類項目](/ja/manual/table-management-class)の各項目に対して設定可能です。
1. CSVの項目名とプリザンターの項目名を一致させる必要があります。[レコードのインポートがうまくいかない場合の確認事項](/manual/table-record-import-fail)を確認ください。
1. ユーザテーブル、組織テーブル、グループテーブルには利用できません。
1. 本機能で ID 以外のキーによって多量のデータを取り込む場合、処理に長い時間を要し、期待する応答性能とならない可能性がございます。多量のデータを取り込む場合には ID をキーとする取り込みをご検討ください。ご利用の RDBMS によってはキーとする項目にインデクスを設定することによって、性能改善できる可能性もございます。
## 注意事項
インポートのキーに重複があると、インポート時にエラーとなります。そのため、インポートのキーに指定する項目には、あわせて[重複禁止](/ja/manual/table-management-no-duplication)設定することを推奨します。
## 説明
既存のテーブルの項目をキー項目に指定してインポートすることで、テーブル内のレコードとインポートするCSVの行を対応付けてインポートすることができます。
例えば、顧客テーブルに"顧客番号"項目がある場合にキー項目として"顧客番号"項目を指定してインポートすることで、 既存の顧客テーブル内の"顧客番号"項目とCSVファイル内の"顧客番号"が一致する場合に、そのCSVのレコード行の内容を反映して顧客テーブルの該当レコードが更新されます。CSVファイル内の"顧客番号"が顧客テーブルの"顧客番号"項目に存在しない場合は、新規レコードとして追加されます。
## 操作方法
インポートのダイアログで下図のように"キーが一致するレコード"をチェックし、"キー"プルダウンで所望のキー項目を選択してからインポートを実行します。
![image](https://pleasanter.org/binaries/bf7f96b133134596bc2b127ab4d81e4b)
インポート操作について詳しくは[テーブル機能:レコードのインポート](/ja/manual/table-record-import)を参照ください。
キー項目の既定値を設定することが可能です。 [テーブルの管理:インポート](/manual/table-management-import)"を参照ください。
## 対応バージョン
|対応バージョン|内容|
|:--|:--|
|1.3.11.2 以降|機能追加|
## 関連情報
<div id="ManualList"><ul><li><a href="/ja/manual/table-management-title">テーブルの管理:項目:タイトル</a><span>2023/04/19 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-body">テーブルの管理:項目:内容</a><span>2023/04/21 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-class">テーブルの管理:項目:分類</a><span>2023/04/21 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-description">テーブルの管理:項目:説明</a><span>2023/04/21 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/table-management-no-duplication">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:重複禁止</a><span>2023/04/25 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-import-key">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:インポートのキー</a><span>2023/04/25 up</span></li></ul></article></div><input id="SearchTextHidden" type="hidden" value="" />