ユーザ管理機能:特権ユーザの設定
## 概要
「特権ユーザ」はプリザンターの権限設定に関わらず、全てのリソースに対して全ての権限を有する特別なユーザです。「特権ユーザ」は「パラメータファイル」、[Security.json](/ja/manual/security-json)で設定を行う必要があります。プリザンターをインストールした直後に「特権ユーザ」は存在しません。プリザンターをインストールした直後に存在する「Administrator」は[テナント管理者](/ja/manual/user-management-tenant-manager)権限を有していますが「特権ユーザ」ではありません。
## 特権ユーザだけが持つ権限
・アクセス権のないサイトにアクセスできる
・ユーザをスイッチできる
・トップのゴミ箱が操作できる
・システムログを表示できる
・自分でロックしていないテーブルのロックの解除
・自分でロックしていないレコードのロックの解除
・ユーザ招待機能を使用した際のユーザの承認
・バージョン管理画面にDB使用量を表示
・プリザンターを再起動せずにParametersフォルダ配下の情報を再読み込み
・バックグラウンドサーバスクリプトの設定
## 制限事項
1. 本設定を行うにはプリザンターの再起動が必要です。
## 前提条件
1. 本設定を行うにはサーバにログインできる必要があります。
## 操作手順
1. プリザンターが動作するサーバにログインします。
1. プリザンターのパラメータファイルが格納されているディレクトリ(\App_Data\Parameters)を開き[Security.json](/ja/manual/security-json)をメモ帳などで開きます。
1. "PrivilegedUsers"に、対象とするユーザのログインIDを配列形式で指定します。
1. ファイルを保存してプリザンターを再起動します。
##### JSON
```
{
"PrivilegedUsers": ["Administrator", "AdminUser1", "AdminUser2"]
}
```