テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:フィルタ、ソート、表示フォーマット
## 概要
[選択肢一覧](/ja/manual/table-management-choices-text)をJSON形式で記述することで、カスタマイズされた選択肢一覧を使用できます。
## 制限事項
1. [担当者項目](/ja/manual/table-management-owner)[管理者項目](/ja/manual/table-management-manager)[分類項目](/ja/manual/table-management-class)以外では使用できません。
## 前提条件
1. 設定を行うには「サイトの管理権限」が必要です。
## 操作手順
エディタタブで分類の詳細設定を開き、選択肢一覧にJSON形式で選択肢の表示方法を記述します。
### 組織、グループ、ユーザの場合
|項目名|説明|
|:--|:-----|
|TableName|Depts、Groups、Usersを指定することで組織、グループ、ユーザを選択肢に表示します。|
|MembersOnly|Depts、Groups、Users指定時に使用。アクセス権を付与されている組織、グループ、ユーザのみ表示します。|
|SearchFormat|[検索機能を使う](/ja/manual/table-management-use-search)を有効化した際の表示フォーマットを指定します。|
|View: ColumnFilterHash|[JSONデータレイアウト:View](/ja/manual/api-view)を使用して選択肢を特定の項目でフィルタして表示します。フィルタする値は定数で指定することができます。|
|View: ColumnFilterExpressions|[JSONデータレイアウト:View](/ja/manual/api-view)を使用して選択肢を特定の項目でフィルタして表示します。フィルタする値は変数で指定することができます。|
|View: ColumnSorterHash|[JSONデータレイアウト:View](/ja/manual/api-view)を使用して選択肢を特定の項目でソートして表示します。|
![image](https://pleasanter.org/binaries/a57c569cb6eb455dbaea2d4b272e9f20)
下記の例ではユーザテーブルから「名前 - 組織」の形式、組織、名前の昇順でリストを表示します。
##### JSON
```
[
{
"TableName": "Users",
"MembersOnly": true,
"SearchFormat": "[Name] - [Dept]",
"View": {
"ColumnSorterHash": {
"DeptCode": "asc",
"Name": "asc"
}
}
}
]
```
下記の例ではユーザテーブルから「名前 - メールアドレス」の形式、名前の昇順でリストを表示します。
##### JSON
```
[
{
"TableName": "Users",
"SearchFormat": "[Name] - [MailAddresses]",
"View": {
"ColumnSorterHash": {
"Name": "asc"
}
}
}
]
```
下記の例ではユーザテーブルから指定した組織コードに属するユーザを抽出して表示します。
##### JSON
```
[
{
"TableName": "Users",
"MembersOnly": false,
"SearchFormat": "[Name] - [Dept]",
"View": {
"ColumnFilterHash": {
"DeptCode":"[\"200600\",\"200610\",\"200620\"]"
},
"ColumnFilterSearchTypes":{
"DeptCode": "ExactMatchMultiple"
}
}
}
]
```
下記の例ではユーザテーブルから指定したグループIDに属するユーザを抽出して表示します。
##### JSON
```
[
{
"TableName": "Users",
"View": {
"ColumnFilterHash": {
"Groups": "[1,2]"
}
}
}
]
```
#### 検索ダイアログでの表示例
SearchFormatで指定したフォーマット "[Name] - [Dept]" で表示されます。
![image](https://pleasanter.org/binaries/226b05f2ba4a425da02146a81432d97f)
### テーブルへのリンクの場合
|項目名|説明|
|:--|:-----|
|SiteId|リンク先のテーブルのサイトIDを指定します。|
|Priority|[リンク](/ja/manual/table-record-import-and-link)機能を使用して、リンクテーブルの表示順序を制御できます。|
|NoAddButton|リンクしたアイテムの作成ボタンを非表示にする場合、trueを指定します。この項目は省略可能です。|
|NotReturnParentRecord|リンクしたアイテムの作成ボタンで子レコードを作成後、作成したレコードの編集画面に留まるようにしたい場合に、trueを指定します。この項目は省略可能です。|
|SearchFormat|[検索機能を使う](/ja/manual/table-management-use-search)を有効化した際の表示フォーマットを指定します。この項目は省略可能です。|
|View: ColumnFilterHash|[JSONデータレイアウト:View](/ja/manual/api-view)を使用して選択肢を特定の項目でフィルタして表示します。フィルタする値は定数で指定することができます。この項目は省略可能です。|
|View: ColumnFilterExpressions|[JSONデータレイアウト:View](/ja/manual/api-view)を使用して選択肢を特定の項目でフィルタして表示します。フィルタする値は変数で指定することができます。この項目は省略可能です。|
|View: ColumnSorterHash|[JSONデータレイアウト:View](/ja/manual/api-view)を使用して選択肢を特定の項目でソートして表示します。この項目は省略可能です。|
|Lookups|[ルックアップ](/ja/manual/table-management-lookup)機能を使用して項目を転記します。この項目は省略可能です。|
下記の例では、サイトID:12345のテーブルでチェックAがオンになっているレコードで、タイトルの昇順でリストを表示します。値を選択すると、リンク先の分類Aを分類Bに転記し、リンク先の分類Bを分類Cに転記します。
##### JSON
```
[
{
"SiteId": 12345,
"NoAddButton": false,
"View": {
"ColumnFilterHash": {
"CheckA": true
},
"ColumnSorterHash": {
"Title": "asc"
}
},
"Lookups": [
{
"From": "ClassA",
"To": "ClassB",
"Type": 0
},
{
"From": "ClassB",
"To": "ClassC",
"Type": 0
}
]
}
]
```
### 選択肢に自分及び自分の組織を含めない場合
選択肢一覧のJSONにExcludeMeを指定することで選択肢に自分及び自分の組織を含めないことが可能です。
プロセスボタンを用いた承認のワークフローなどでログインユーザ自身を承認者として選択させたくない場合などにご利用ください。
##### JSON
```
[
{
"TableName": "Users",
"ExcludeMe": true
}
]
```
##### 注意事項
エディタの設定の既定値に[[Self]]を指定した場合は自分及び自分の組織が設定されますので、原則として指定しないようにしてください。
[FAQ:分類項目でユーザ、組織、グループの選択肢を利用したい](/manual/faq-class-column-functions)
ログインユーザ/所属組織設定ボタンはスタイルの設定「display: none;」などにより非表示としてください。
[テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:ログインユーザ設定ボタン](/manual/table-management-choices-text-own-user)
### ColumnFilterExpressionsの指定方法
選択肢一覧を他の項目の値で絞り込むColumnFilterExpressionsの指定方法については、以下のマニュアルをご参照ください。
[テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:フィルタ(選択肢一覧を他の項目の値で絞り込む)](/manual/table-management-choice-json-column-filter-expressions)
## 対応バージョン
|対応バージョン|内容|
|:--|:--|
|1.4.10.0 以降|テーブルへのリンクの場合の設定項目に NotReturnParentRecord を追加|
## 関連情報
<div id="ManualList"><ul><li><a href="/ja/manual/table-record-import-and-link">テーブル機能:レコードのインポートとマスタデータのリンク</a><span>2024/06/12 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/table-management-manager">テーブルの管理:項目:管理者</a><span>2023/04/21 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-owner">テーブルの管理:項目:担当者</a><span>2023/04/21 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-class">テーブルの管理:項目:分類</a><span>2023/04/21 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/table-management-choices-text">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧</a><span>2023/10/12 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-choices-text-link">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:リンク</a><span>2024/11/12 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-choices-text-depts">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:組織</a><span>2023/04/25 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-choices-text-groups">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:グループ</a><span>2023/04/25 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-choices-text-users">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:ユーザ</a><span>2023/04/25 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-choice-json-column-filter-expressions">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:フィルタ(選択肢一覧を他の項目の値で絞り込む)</a><span>2024/04/09 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-lookup">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:選択肢一覧:ルックアップ</a><span>2023/06/22 up</span></li>
<li><a href="/ja/manual/table-management-use-search">テーブルの管理:エディタ:項目の詳細設定:検索機能を使う</a><span>2024/06/21 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/table-management-link-view">テーブルの管理:リンク</a><span>2024/05/24 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/api-view">開発者向け機能:JSONデータレイアウト:View</a><span>2024/08/15 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/advanced-operations-link">応用編:リンク</a><span>2024/07/08 up</span></li></ul></article>
<ul><li><a href="/ja/manual/faq-lookup-posting">FAQ:親テーブルの項目の値を子テーブルの項目に転記したい</a><span>2024/04/29 up</span></li></ul></article></div><input id="SearchTextHidden" type="hidden" value="" />