ユーザマニュアル





2023/07/07

MANUAL

システムログの拡張機能

## 概要 パラメータ「[Rds.json](/manual/rds-json)」の設定により、システムログを拡張することが可能です。APIからの要求であるか、要求先のサイトID、レコードID、HTTPステータス等を記録することができます。 ## 注意事項 1. CodeDefiner実行時は、データベースのバックアップを取得してから実施してください。現状のSysLogsテーブルのレコード件数が多い場合は、CodeDefinerの実行に時間がかかる可能性があります。 1. パラメータ「[Rds.json](/manual/rds-json)」の「SysLogsSchemaVersion」を「2」に変更後、再度「1」に変更した場合は追加カラムが削除されます。パラメータファイルのマージを誤らないようにしてください。 ## 制限事項 1. ステータスコード「401」は「[SysLog.json](/manual/sys-log-json)」の「LoginFailure」がtrueの場合のみ記録されます。 1. ステータスコード「403」は、記録テーブルおよび期限付きテーブルにアクセスした場合のみとなります。権限のないユーザがフォルダにアクセスした場合は「404」として記録されます。 ## 前提条件 1. 「[システムログの管理](/manual/syslog)」画面から参照する場合は「[特権ユーザ](/manual/user-management-privileged-users)」の権限が必要です。 ## 設定手順 1. パラメータ「[Rds.json](/manual/rds-json)」の「SysLogsSchemaVersion」を「2」に変更します。 1. CodeDefinerを実行します。 1. コンソールにSysLogsテーブルの定義変更が行われたログが出力されることを確認します。 1. SysLogsテーブルを確認し、カラムが追加されたことを確認します。 #### CodeDefiner実行結果 ```bash: > dotnet Implem.CodeDefiner.dll _rds <INFO> UsersConfigurator.Execute: Implem.Pleasanter_Owner <INFO> UsersConfigurator.Execute: Implem.Pleasanter_User ~中略~ <INFO> Tables.MigrateTable: SysLogs <INFO> Tables.CreateTable: SysLogs <INFO> Tables.MigrateTable: SysLogs <INFO> Tables.CreateTable: SysLogs_deleted <INFO> Tables.MigrateTable: SysLogs <INFO> Tables.CreateTable: SysLogs_history ~中略~ <SUCCESS> Starter.ConfigureDatabase: Database configuration has been completed. <SUCCESS> Starter.Main: All of the processes have been completed. ``` ## 追加カラムについて システムログの拡張により追加されるカラムは以下のとおりです。 |カラム名|値|説明| |:--|:--|:--| |Api|例)1|APIからのリクエストの場合は「1」、そうでない場合は「0」が記録されます。| |SiteId|例)9999|参照先の「サイトID」が記録されます。| |ReferenceId|例)9999|参照先がテーブルの場合は「サイトID」、レコードの場合は「レコードID」が記録されます。| |ReferenceType|例)Results|参照種別に合わせて「Sites」「Issues」「Results」「Wikis」が記録されます。| |Status|(後述)|ステータスコードが記録されます。| |Description|(後述)|ソースコード上の「クラス名.メソッド名:line 行番号:画面に表示されるメッセージ」が記録されます。| ## ステータスコードと詳細について 以下のいずれかのステータスコードが出力されます。 |Statusの値|説明|Descriptionの例| |:--|:--|:--| |200|OK:リクエストが正常に処理できたとき|(NULL)| |400|Bad Request:一般的な操作エラー|ResultValidators.OnUpdating:line 514:レコード 99999 は Administrator が 2023/07/07 12:00:00 にロックしました。| |401|Unauthorized:認証に失敗したとき|UserModel.LoginFailureLog:line 4403:指定されたログインIDまたはパスワードが不正です。| |403|Forbidden:権限がないサイトへアクセスしたとき|ResultValidators.OnCreating:line 216:指定された情報は見つかりませんでした。| |404|Not Found:Webページが見つからないとき|ItemModel.Index:line 228:指定された情報は見つかりませんでした。| ## 関連情報 [パラメータ設定:Rds.json](/manual/rds-json) [システムログ管理機能](/manual/syslog)
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