プリザンターにActive Directoryのユーザ情報を同期する
__プリザンターのバージョン 1.3.19.0 以降では、設定ファイル[BackgroundService.json](/ja/manual/background-service-json)のSyncByLdapをtrueにすることで、毎日定時にLDAP同期処理を行う設定が可能となりました。旧バージョンをご利用の場合には、本稿記載の手順でLDAP同期処理を実行してください。__
# 前提となる設定
前提として下記の設定が必要になります。
- [プリザンターとActive Directoryを連携する](/manual/active-directory)
# 実行方法
ブラウザのURL欄に以下のコマンドを入力することで、LDAP同期処理を行うことができます。{ServerName}は実行環境に合わせて変更してください。
http(s)://{ServerName}/users/syncbyldap
# 定期的に同期するための設定
タスクスケジューラを使用し定期的にActive Directoryの情報を同期する設定を行えば、最新の人事データをプリザンターに取り込む事が可能です。
## スクリプトの設置
下記のファイルの内容をD:\Tools等任意のフォルダにコピーします。
https://github.com/Implem/Implem.Pleasanter/blob/master/Implem.Pleasanter/Tools/SyncByLdap.ps1
## タスクスケジューラの設定
タスクの作成画面で下記の設定を行ってください。タスクを作成したら、タスクを右クリックして実行してください。
|項目|設定内容|説明|
|:--|:--|:--|
|タスク名|SyncByLdap|任意の名称を入力します。|
|ユーザがログオンしているかどうかにかかわらず実行する|有効|ログオフした状態でも動作します。|
|トリガー|任意の周期|定期的にスクリプトを起動します。|
|実行プログラム|%SystemRoot%\System32\ WindowsPowerShell\v1.0\ powershell.exe|PowerShellを実行します。|
|引数の追加|-ExecutionPolicy Bypass -Command ".\SyncByLdap.ps1"|PowerShellから呼び出すスクリプトです。|
|開始|D:\Tools|SyncByLdap.ps1を配置したディレクトリです。|