FOR CUSTOMERS

年間サポートをご契約中の方へ

年間サポートサービスには、開発元のサポートに加えて、上位エディションのEnterprise Editionと、開発・運用のためのツールが含まれています。このページでは、契約に含まれるものを使い始めるための手順と、ツールの使い道、バージョンアップやライセンス更新の進め方をまとめています。

契約したら、まずやること

契約に含まれるものを、早めに使い始めるための4つの手順です。

  1. Enterprise Editionに切り替える:切り替えが済んでいるかは、「ヘルプ」-「バージョン」で確かめられます
  2. ツールを1つ入れてみる:Code AssistとSite Visualizerは、手元のパソコンに拡張機能として入れます
  3. サポートに聞けることを確かめる:日々の設定の質問から、スクリプトの書き方、バージョンアップの相談まで聞けます
  4. 使う人・作る人を増やす:ハンズオン資料と公式トレーニングがあります

はじめに:Enterprise Editionになっているかを確かめる

年間サポートサービスのすべてのプランで、Enterprise Editionが使えます。お使いのプリザンターがEnterprise Editionになっているかは、ナビゲーションメニューの「ヘルプ」-「バージョン」で確かめられます。商用ライセンスと表示されていれば、切り替えは済んでいます。

まだCommunity Editionのままの場合

いまの環境に、ライセンスファイルを置いて切り替えます。環境を作り直す必要はありません。作業の間はプリザンターを止めます。

  1. プリザンターをバージョンアップする
  2. プリザンターを止め、ライセンスファイルを上書きコピーする
  3. プリザンターを起動し、「ヘルプ」-「バージョン」で商用ライセンスになったことを確かめる

マニュアル:Community EditionからEnterprise Editionへのアップグレード手順
Dockerで動かしている場合の手順も、同じページから選べます。

切り替えると変わること

  1. ライセンスが商用ライセンスになります
  2. 分類・数値・日付・説明・チェック・添付ファイルの項目を、6種類の合計で最大900項目(MySQLは最大256項目)まで増やせます(項目拡張)
  3. 開発・運用のためのツール(Code Assist・Site Visualizer・Operations Tools・Development Tools)が使えるようになります
  4. 契約したプランに応じてユーザー登録数の上限が設定され、上限を超えてユーザーを登録することはできなくなります

マニュアル:項目数を増やす手順
マニュアル:データベースによる制限事項

サポートに聞けること

年間サポートでは、プリザンターの開発元のサポートエンジニアに質問できます。次のようなことを聞けます。

  1. この設定のしかたが分からない、この動きは仕様なのか(日々の操作や設定のQ&A)
  2. エラーが出て、いつも通りに動かない(トラブルが起きたときのサポート)
  3. この業務をプリザンターで実現できるか、どの機能を使えばよいか(実現できるかどうかと、実装の方針についてのアドバイス)
  4. スクリプトをどう書けばよいか(開発機能についてのアドバイス、サンプルスクリプトの提供)
  5. バージョンアップで気をつけることは何か(バージョンアップについてのアドバイス)

年間サポートで聞けること(相談の例と対応の一覧)

困りごとから選ぶ、契約に含まれるツール

Enterprise Editionには、開発と運用のためのツール「Pleasanter Extensions」が含まれていて、すべてのプランで使えます。よくある困りごとと、それに合うツールを並べました。

こんなときに ツール できること
スクリプトを画面に貼り付けて直すのが手間。貼り間違いも起きる Code Assist
(Visual Studio Codeの拡張機能)
Visual Studio Codeでスクリプト・サーバスクリプト・スタイルなどを保存すると、同時にプリザンターへ登録・更新されます
担当が替わり、テーブルどうしのつながりや設定の全体が分からない Site Visualizer
(Chrome・Edgeの拡張機能)
サイトの設定を一覧で表示し、テーブルのつながりをER図で、プロセスの流れを図で確かめられます
どのサイトがどれだけ使われているか、遅くなっていないかを把握したい Operations Tools
(運用支援ツール)
利用状況・性能の状況・アクセス権の一覧を確かめ、監視アラートを設定できます。使われていないサイトの削除依頼もできます
開発環境で作った設定やソースコードを、本番環境へまとめて移したい Development Tools
(開発支援ツール)
スクリプトやCSSなどのソースコードの取得・アップロードと、サイト設定の移行ができます

使い始める前に

  1. Code Assistは、プリザンター 1.4.13.0 以降、Visual Studio Code 1.95 以降で動きます
  2. Site Visualizerは、機能ごとに対応するバージョンが違います(サイト設定表示は 1.4.19.0 以降、ER図表示は 1.4.21.0 以降、プロセス図表示は 1.5.4.0 以降)
  3. データベースがMySQLの場合、Operations ToolsとDevelopment Toolsは使えません
  4. 4つのツールは、Pleasanter.netの環境では使えません

入手とセットアップの手順は、マニュアルにあります。
Code Assist:セットアップ
Site Visualizer:セットアップ
Operations Tools:セットアップ
Development Tools:セットアップ

クラウドサービスのPleasanter.netをご契約の方は、Pleasanter.netのサイトをご覧ください。

バージョンアップするとき

Enterprise Editionに切り替えた環境のバージョンアップには、専用の手順があります。項目拡張をしている場合は、必ずこの手順で進めてください。

  1. 作業の前に、データベースのバックアップを必ず取ります
  2. ライセンスファイルは、いま契約中のものを使います。項目拡張をしている環境で、期限の切れたライセンスファイルを使ってCodeDefinerを実行すると、拡張した項目が削除され、入力済みのデータを参照できなくなります
  3. インストーラを使う場合とDockerを使う場合などで、手順のページが分かれています

マニュアル:Enterprise Editionアップグレード済みプリザンターのバージョンアップ手順
マニュアル:バックアップ、リストア
マニュアル:リリースノート

不安があるときは

年間サポートには、バージョンアップについてのアドバイスが含まれています。上げる前に気をつけることを、サポートに相談できます。バージョンアップの作業そのものを任せたい場合は、個別の有償サービスの技術支援サービスがあります。

年間サポートで聞けること
技術支援サービス

契約の更新が近いとき・更新したとき

次の更新で、いまのプランはどうなるか

年間サポートサービスは、2026年7月から新しいプランへ移行しました。それより前からご契約の方の次の更新での扱い(移行措置)は、お知らせとそのよくある質問でご案内しています。お知らせでは、ご契約中の方は初回の更新に限り、現行プランのまま継続いただけるとご案内しています。

お知らせ:2026年7月より年間サポートサービスは新プランへ移行します(よくある質問つき)
新しいプランの価格表

複数年で契約する

更新は、プランと期間を見直す機会です。2年以上の複数年契約を選ぶと、5%の割引が適用されます。

更新のお見積りのご相談先は、ご契約の形によって違います。ご契約の形と、ご相談先をご覧ください。

更新したら、ライセンスファイルを置き換える

年間サポートの契約を更新して、Enterprise Editionの利用期限を延ばしたときは、ライセンスファイルを新しいものに置き換えます。

マニュアル:ライセンス更新手順

ライセンスファイルの期限が過ぎると

  1. ライセンスがAGPLに戻ります
  2. 項目拡張で増やした項目が表示されなくなります。データベース上のデータは保存されたままです
  3. ユーザー登録数の上限が解除されます
  4. Enterprise Editionの各種ツールが使えなくなります

利用が広がってきたら

ユーザー数が上限に近づいたとき

ユーザー数は、プリザンターに登録された有効なユーザーの総数で数えます。異動や退職で使わなくなったユーザーは、削除しなくても「無効」にすれば数に入りません。それでも足りない場合は、プランの変更をご相談いただけます。プランを変えずに、有償のオプションでシステム・登録担当者・インシデントを追加することもできます。

年間サポートサービスの価格表・よくある質問
マニュアル:ユーザの新規作成・編集

全社で大規模に使うとき

大勢が同時に使うときの応答性能を支える追加機能(大規模運用サポート機能)があります。使える機能は、契約のプランによって違います。ビジネス以上のプランでは、冗長構成や高可用性についての技術的な相談(冗長構成QAサポート)もできます。

マニュアル:大規模運用サポート機能

認証の連携と、権限の設計

使う部署が増えると、社内の認証基盤とのつなぎ込みや、誰に何を見せるかの設計が要るようになります。Active Directory・LDAP・SAMLでの認証と、サイト・レコード・項目ごとのアクセス制御の設定は、マニュアルにあります。

マニュアル:認証・認可(Active Directory・LDAP・SAML など)
マニュアル:サイトのアクセス制御
マニュアル:レコードのアクセス制御
マニュアル:項目のアクセス制御

作り込みで迷ったら

テーブルの分け方や、外部のシステムとの連携のしかたで迷ったときは、サポートに尋ねることもできます。要件定義や設計のレビューから頼みたい場合は、個別の有償サービスの技術支援サービスがあります。

技術支援サービス

使う人・作る人を増やすとき

公式トレーニングでは、Zoomを使ったオンライン開催で、テキストとハンズオン形式で学べます。はじめての方には、アプリを作りながら基本を学べるハンズオン資料もあります。

公式トレーニング
はじめてのアプリ作成ガイド

標準機能で足りないとき

スクリプトやサーバスクリプトは、その会社だけの要件を手早く形にするのに向いています。一方で、標準機能で足りない部分をスクリプトで無理に作り込むと、動作が遅くなったり、作った人にしか直せなくなったりすることがあります。バージョンアップのたびに、動作の確認も要ります。

多くの利用者に役立つ機能であれば、プリザンター本体の標準機能として追加する開発を、開発元に依頼できます。技術支援サービスの「標準機能追加」です。

スクリプトで作り込む 標準機能の追加を依頼する
作る場所 お客様の環境のスクリプト プリザンター本体の標準機能
保守 作った方が保守します。担当者が替わると、引き継ぎが要ります 製品の一部として、開発元が保守します
バージョンアップ 上げるたびに、動作の確認が要ります 将来のバージョンアップでも、そのまま動きます
向いているもの その会社だけの要件 ほかの利用者にも役立つ、汎用的な機能

依頼のしかたは2つあります

  1. 要望として伝える:機能の要望は、GitHubのIssueにお書きください。実現するかどうかと時期は、製品の計画によります
  2. 開発を依頼する:技術支援サービスの「標準機能追加」で、汎用的な標準機能としてプリザンター本体に取り込む開発を行います。費用は個別のご相談です

どちらがよいか迷ったときは、サポートにもお気軽にお尋ねください。

GitHub:プリザンターのIssue(機能の要望)
技術支援サービス(標準機能追加)

担当者が替わるとき

異動や退職で担当者が替わると、テーブルどうしのつながりや、どこにどんなスクリプトがあるかが分からなくなりがちです。引き継ぎに使えるものをまとめました。

  1. 作りを把握する:Site Visualizerで、サイトの設定を一覧で表示し、テーブルのつながりをER図で確かめられます
  2. 使われ方を把握する:Operations Toolsで、サイトごとの利用状況とアクセス権の一覧を確かめられます
  3. 新しい担当者が学ぶ:ハンズオン資料と公式トレーニングがあります

マニュアル:Site Visualizer
マニュアル:Operations Tools
公式トレーニング

ご契約中の方のよくある質問

Enterprise Editionに切り替えるとき、環境を作り直す必要はありますか?

いいえ。いま使っている環境にライセンスファイルを置いて切り替えます。試用(トライアル)で増やした項目も、そのまま引き継げます。
マニュアル:Community EditionからEnterprise Editionへのアップグレード手順

ライセンスの期限が過ぎると、増やした項目のデータは消えますか?

期限が過ぎると、項目拡張で増やした項目は表示されなくなりますが、データベース上のデータは保存されたままです。ただし、期限の切れたライセンスファイルのままCodeDefinerを実行すると、拡張した項目が削除されます。バージョンアップは、契約中のライセンスファイルで行ってください。
マニュアル:ライセンス更新手順

ツールは、どのプランで使えますか?

すべてのプランで使えます。Code Assist・Site Visualizer・Operations Tools・Development Toolsは、Enterprise Editionに含まれていて、年間サポートのすべてのプランでEnterprise Editionが使えます。

データベースの種類によって、使えるものは変わりますか?

変わります。SQL ServerとPostgreSQLでは、項目を合計で最大900項目まで増やせ、Development ToolsとOperations Toolsも使えます。MySQLでは、項目は最大256項目までで、Development ToolsとOperations Toolsは使えません。
マニュアル:データベースによる制限事項

利用者が増えました。プランは変えられますか?

はい。プランの変更をご相談いただけます。プランを変えずに、有償のオプションでシステム・登録担当者・インシデントを追加することもできます。追加や変更の時期と費用は、ご契約の内容に応じてご案内します。
年間サポートサービスの価格表

ご契約の形と、ご相談先

年間サポートサービスのご契約には、インプリムと直接ご契約いただく形と、認定パートナーを通じてご契約いただく形があります。プランの見直しや更新のお見積りなど、ご契約についてのご相談先は、ご契約の形によって違います。

直接ご契約の場合 お客様 契約・更新の ご相談 インプリム 開発元 パートナー経由の場合 お客様 契約・更新の ご相談 認定パートナー 導入支援・構築 インプリム 開発元
ご契約の形と、契約・更新のご相談先

認定パートナーを通じてご契約の方

更新のお見積りやプランの見直しなど、ご契約については、まずご契約の認定パートナーにご相談ください。

インプリムと直接ご契約の方

プランの見直しやオプションの追加、更新のお見積りなど、ご契約についてのご相談は、お問い合わせ窓口で受け付けています。