FAQ:プリザンターのDBデータを定期的にバックアップしたい
## SQL Server のExpressエディションをご使用している場合
下記のマニュアルをご参考にバックアップを行ってください(タスクスケジューラの設定をすることで定期的なバックアップが可能です)
[プリザンターのデータベース(SQL Server)をバックアップする](/manual/backup-sql-server)
※SSISのサービスが表示されない場合はインストールされていない可能性があります。
下記の「SQL Server Integration Service Manager (SSIS)のインストール」をご参考にインストールを行ってください
※SQL Server Agentが実行中でない場合、右クリック「プロパティ」にて表示されるダイアログの[ログオン]タブより「開始」をクリックしてください。
また、[サービス]タブより[開始モード]を「自動」に変更してください
## ・SQL Server Integration Service Manager (SSIS)のインストール(すでにインストールされている場合はこちらの手順を飛ばしてください)
1.SQL Server 2017のメディアよりインストーラを起動し、[インストール]-[SQL Server の新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加]を選択します。

2.SQL Server セットアップウィザードに従い、インストールを進めます。
3.[インストールの種類]にて、「既存の SQL Server 2017 インスタンスに機能を追加する(A)」を選択し、対象のインスタンスを選択したら「次へ(N)」を選択します。

4.[機能の選択]にて、[機能(F)]より「Integration Services」にチェックを入れ、「次へ(N)」を選択します。

5.SQL Server セットアップウィザードに従い、インストールを進めます。
6.インストール完了後、Windowsスタートメニューより[Microsoft SQL Server 2017]-[SQL Server 2017 構成マネージャー]を選択し、
Sql Server Configuration Managerを起動後にSSISのサービスを手動で開始します。

## ・メンテナンスプランの設定
1.SQL Server Management Studioより、対象のSQL Serverから[管理]フォルダを展開し、[メンテナンス プラン] フォルダーを右クリック「メンテナンス プラン ウィザード(W)」 を選択します。

※メンテナンスウィザードの詳細については、下記のMicrosoft社のドキュメントをご確認ください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/relational-databases/maintenance-plans/use-the-maintenance-plan-wizard?view=sql-server-2017
2.メンテナンス プラン ウィザードに従い、設定を進めます。
3.[プランのプロパティを選択]にて、以下の設定を行います。
・名前:メンテナンスプランの名称を任意に設定
・「プラン全体で単一のスケジュールを使用するか、スケジュールを使用しない」を選択
・スケジュール:「変更」を選択

4.[新しいジョブスケジュール]にて、以下の設定を行い「OK」を選択します。
・頻度:任意の頻度を設定(今回設定のジョブが実行される頻度の設定)
・1日のうちの頻度:頻度の到来時に1回だけ実行するか、一定の間隔で実行し続けるかを設定
・実行時間:任意の実行時間を設定(今回設定のジョブスケジュールを開始する日付を設定)

5.スケジュールを確認し、「次へ(N)」を選択します。

6.[メンテナンス タスクの選択]にて、「データベースのバックアップ(完全)」「メンテナンス クリーンアップ タスク」にチェックを付け、「次へ(N)」を選択します。

7.[メンテナンス タスクの順序を選択]にて、「データベースのバックアップ(完全)」→「メンテナンス クリーンアップ タスク」の順番に設定して「次へ(N)」を選択します。

8.[データベースのバックアップ(完全)タスクの定義]にて、[全般]タブで以下の設定を行います。
・データベース:バックアップを行うデータベース(プリザンターで使用しているデータベース)を設定
・バックアップ コンポーネント:データベース全体をバックアップするには「データベース(E)」を選択

9.[バックアップ先]タブにて、以下の設定を行い「次へ(N)」を選択します。
・すべてのデータベースにバックアップファイルを作成する:[フォルダー(L)」にバックアップファイルを作成するフォルダーを指定
・バックアップ ファイルの拡張子(O):"bak"を指定

10.[メンテナンス クリーンアップ タスクの定義]にて、以下の設定を行い「次へ(N)」を選択します。
・次の種類のファイルを削除:「バックアップ ファイル(K)」を選択
・ファイルの場所:「フォルダーを検索し、拡張子に基づいてファイルを削除する(O)」を選択
「フォルダー(D):」にバックアップファイルを削除するフォルダーを指定
「ファイル拡張子(I):」に"bak"を指定
・ファイルの経過時間:「タスク実行時にファイルの経過期間に基づいてファイルを削除する(T)」にチェック
「次の期間経過したファイルを削除(G):」に「8日」を指定(プリザンター マニュアルでご案内しているDbBackup.vbsと同様の削除日程)

11.メンテナンス プラン ウィザードに従い、メンテナンスプランの設定を完了します。
キーワード:
DB / データベース / バックアップ / backup / SQL Server / メンテナンスプラン / 定期 / 自動 / スケジュール