ユーザマニュアル




2023/12/14

MANUAL

テーブルの管理:リマインダー

## 制限事項 「[Mail.json](/manual/mail.json)」のFixedFromを設定している場合、差出人の入力項目は非表示となります。リマインダーメールのFROMはFixedFromで設定したメールアドレスとなります。 ## 前提条件 リマインダーを有効にするためには設定が必要です。下記マニュアルを参照し事前に設定ください。 [プリザンターのリマインダー機能を有効化する](/manual/reminder) ## 対応バージョン #### ユーザ/組織/グループでの動的な宛先指定:アドレスに分類項目を指定する 1. プリザンター 1.3.9.0 以降 #### ユーザ/組織/グループでの動的な宛先指定:アドレスにIDを直接指定する 1. プリザンター 1.3.10.0 以降 #### リマインダー種別 1. プリザンター 1.3.10.0 以降 ## 設定手順 ![image](/binaries/f9af5530ef914efaa39df4e9a276354b) 該当のテーブルを開いた状態で右上の「管理」から「[テーブルの管理](/manual/table-management)」をクリックしてください。 ※サイトの管理権限が無いユーザには表示されません。 --- プリザンターから、指定した時刻・周期でリマインドメールを自動通知する設定をします。 特定の項目に記載されたメールアドレスも宛先として指定できます。 リマインドメールは各レコードの「[項目](/manual/table-management-column)」で指定した日付と「状況」の値で判定し、送信されます。 「状況」の選択肢一覧が標準のままであれば「完了」「保留」(コードが900以上)の場合、リマインドメールは送信されません(「過去に完了したものも送信」にチェックが入っている場合は送信されます)。 ![image](/binaries/ce21031eb40c4770996aa20a008e43b3) ![image](/binaries/064f6df646e74ee5b07e4f438ab66b91) 設定項目: |項目名|説明|設定方法| |:---|:---|:---| |リマインダー種別|リマインダーの種別を指定|メール、Slack、ChatWork、LINE、LINEグループ、Teams、Rocket.Chat、InCircleから選択| |件名|リマインドメールの件名|任意の件名を入力| |内容|レコード一覧の前後に文章の追加|任意の内容を入力、[Records]の位置にレコード一覧が出力される| |行|レコード一覧に表示する項目のレイアウト|任意の内容を入力| |差出人|メールのFROMに利用するアドレス。「[Mail.json](/manual/mail.json)」のFixedFromを設定している場合は、この項目は非表示となり、FixedFromで指定したアドレスが差出人となる|任意のアドレスを入力| |宛先|メールのTOに利用するアドレス|任意のアドレスをカンマ区切りで入力| |項目|リマインドの基準とする日付項目|任意の日付項目を指定| |開始日時|リマインドを開始する日時|任意の日時を入力| |期間種別|繰り返し期間の指定|毎日、毎週、週/曜日、毎月、月末、毎年から ※下記を参照| |範囲|リマインドを行う期間。10を指定した場合、当日を含めた10日間の範囲を対象とする。例としては1日にリマインドメールが送られる場合には10日までのレコードが対象となります。|任意の日数を入力| |過去に完了したものも送信|日付が過去で完了したものも送信するか選択|完了したものも送信する場合はチェック| |該当が無い場合は送信しない|対象レコードが無い際にリマインドメールを送信しない場合はチェック| | |URLを送信しない|メールにURLを記載しない|メールにURLを記載しないはチェック| |期限切れを送信しない|期限が過ぎているものを送信しない|期限が過ぎているものを送信しない場合はチェック| |条件|リマインドメールを送信する条件|任意のビューを指定| |無効|対象のリマインドを無効化|無効化する場合はチェック| リマインダー機能は、"開始日時"を時刻、日、週/曜日、月の基準時点として処理を実行します。 実行したタイミングから、"範囲"の日数内に、"項目"で指定した項目に記入された日付が含まれる場合、リマインドを発信します。 ## 期間種別について 毎日:毎日、開始日時に指定した同時刻に実行 毎週:週に1回、開始日時に指定した曜日の同時刻に実行 週/曜日:月に1回、開始日時に指定した第〇週の〇曜日の同時刻に実行 毎月:月に1回、開始日時に指定した日の同時刻に実行 月末:月に1回、開始日時に指定した日の月末日の同時刻に実行 毎年:年に1回、開始日時に指定した日の同時刻に実行 ## リマインダー種別を指定する リマインダー種別を指定します。以下のリマインダー種別のうち、「[パラメータ設定:Reminder.json](/manual/reminder-json)」で有効化したものを選択できます。 |リマインダー種別|説明| |:--|:--| |メール|[プリザンターからメールを送信できるように設定する](/manual/smtp-mail)| |Slack|[Slackに通知できるように設定する](/manual/slack)| |ChatWork|[Chatworkに通知できるように設定する](/manual/chatwork)| |LINE|[LINEに通知できるように設定する(個々のユーザーに対して通知を行う場合)](/manual/line)| |LINEグループ|[LINEに通知できるように設定する(LINEグループに対して通知を行う場合)](/manual/line)| |Teams|[Microsoft Teamsに通知できるように設定する](/manual/teams)| |Rocket.Chat|[Rocket.Chatに通知できるように設定する](/manual/rocketchat)| |InCircle|[InCircleに通知できるように設定する](/manual/incircle)| ※メールで通知する場合はメール送信の設定が必要です。 ## 宛先に指定できる対象 |対象|挙動| |---|---| |固定のメールアドレス(example@example.com)|対象レコードの全てが指定した固定アドレスに送信されます。複数の固定アドレスを指定した場合には、全ての固定アドレスをTOとして送信します| |担当者、管理者|対象レコードの担当者、管理者に指定されたユーザのメールアドレスに送信します| |タイトル、内容、分類、説明|対象レコードのタイトル、内容、分類、説明に記載されたメールアドレスすべてに送信します。メールアドレスはカンマ区切りまたは改行区切りで指定することができます| **設定例と送信結果** リマインダーの宛先を以下のように設定した場合、example@example.com宛には固定でリマインドメールが送られ、加えてレコードごとに登録された担当者、および内容にメールアドレスが記載されている場合は、そちらのアドレスにもリマインドメールが送信されます。 ```example@example.com, [担当者], [内容]``` ![image](/binaries/64ced18b5493403cade63ca46da7b32b) **実際の設定例** 以下は、上記表をもとに「説明A」を「送信先アドレス」という名前で配置し、宛先の対象に指定した場合の設定画面です。 送信先アドレスにはユーザーを指定しています。 ![image](/binaries/6407fbe5f9794e628044e7dee1e62572) ![image](/binaries/44554d70f53b43efa0b8d4eb9513477d) ![image](/binaries/74d25d60d0e24ac48e9d28dcb0630e63) **送信結果** Aさんに来たメールは下記のようになります。 ``` 2023/12/04 月 (2 日超過) 要件定義)作業[非定型])ネットワーク要件の確認 --- Aさん (実施中) http://pleasanter.example.local/items/289/edit 2023/12/01 金 (5 日超過) 単体テスト)レビュー対応)単体テスト実施 --- Aさん (レビュー) http://pleasanter.example.local/items/291/edit ``` user3さん(user3@example.com)に来たメールは下記のようになります。 ``` 2023/12/01 金 (5 日超過) 単体テスト)レビュー対応)単体テスト実施 --- Aさん (レビュー) http://pleasanter.example.local/items/291/edit ``` 上記のように、リマインダーの宛先に設定している項目(今回は[担当者]と[送信先アドレス])に記載されているユーザのもとに該当のレコードがリマインドされます。 URLの先頭部分には「[Service.json](/manual/service-json)」のAbsoluteUriに指定した内容が出力されます。 ## ユーザ/組織/グループでの動的な宛先指定 リマインダー種別が「メール」の場合は、動的に宛先を指定することができます。ただし、無効となっているユーザ/組織/グループには通知されません。 ### アドレスにIDを直接指定する アドレスにユーザID/組織ID/グループIDを直接指定できます。ユーザ/組織/グループの名称は表示されませんので、指定するIDに誤りがないようにご注意ください。 設定例: |No|アドレスの指定|説明| |:--|:--|:--| |1|[User1]|ユーザID:1のユーザに通知されます。| |2|[Dept1]|組織ID:1に所属するユーザに通知されます。| |3|[Group1]|グループID:1に所属するユーザ/組織に通知されます。| ### アドレスに分類項目を指定する アドレスに「[ユーザの選択肢一覧](/manual/table-management-choices-text-users)」「[組織の選択肢一覧](/manual/table-management-choices-text-depts)」「[グループの選択肢一覧](/manual/table-management-choices-text-groups)」を設定した分類項目を指定できます。レコード単位で設定されているユーザ/組織/グループで動的に宛先を変えたい場合に利用します。分類項目が「[複数選択](/manual/table-management-multiple-selections)」の設定となっている場合は、複数選択のすべてに通知されます。 設定例: |No|分類Aの表示名|分類Aの選択肢一覧|アドレスの指定|説明| |:--|:--|:--|:--|:--| |1|ユーザ|[[Users]]|[ユーザ]|対象レコードの分類Aに設定されたユーザに通知されます。| |2|組織|[[Depts]]|[組織]|対象レコードの分類Aに設定された組織に所属するユーザに通知されます。| |3|グループ|[[Groups]]|[グループ]|対象レコードの分類Aに設定されたグループIDに所属するユーザ/組織に通知されます。| ## メールのタイトルや本文に項目の内容を出力する ![image](/binaries/e54b0c014d704225bac35ea5472ace78) 宛先と同様に、タイトルと本文にも項目の内容を出力することができます。
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